出雲大社へ大阪からバスで行ってきました【高速バス旅行記】

出雲大社のしめ縄 国内旅行
出雲大社のしめ縄
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こんにちは、リモです。

出雲大社へ大阪から高速バスを使って、宿泊無しで行ってきました。

今回は、出雲大社の参拝方法や参拝ルートについてお伝えします。

高速バスは早朝に出雲大社のすぐ裏手に到着するので、早朝参拝ができて効率よく回ることができます。

出雲大社(いずもおおやしろ)

出雲大社は、「いずもたいしゃ」と呼ぶ人が多いのですが、正確には「いずもおおやしろ」といいます。
出雲大社の主祭神は「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」です。

大国主大神は、国づくりをしたあと天照大御神へ国譲りを行い、目に見えない世界を司る神として今も人々の幸福を導いておられます。

天照大御神が太陽なら、大国主大神は月のようです。

出雲大社正門からの正式な参拝ルート

出雲大社のしめ縄

出雲大社は広いので、どこから参拝するのか知っておくと効率よく動けます。

特に高速バスで出雲大社へ行った場合、出雲大社の正面ではない場所へ到着するので間違いやすいです。

リモ
リモ

私はしっかり間違えました!

高速バス停留所からは離れた、大鳥居のある正門からが正式な参拝ルートです。

  1. 勢溜(せいだまり)の大鳥居|鋼管製の大鳥居
  2. 祓社(はらえのやしろ)|右手にある、参拝前に身を清める
  3. 松の参道|松の根の保護のために中央は通行不可、基本的に参道は両端を歩くもの
  4. 御神像
  5. 手水舎|ここから先は神域である「荒垣」。入る前に手と口を清めます
  6. 銅鳥居|青銅製の鳥居。一礼。
  7. 拝殿|「参拝は二礼四拍手一礼」境内の全ての社も同様。
  8. 八足門|御祭神に最も近づける門
  9. 御本殿(国宝)|大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式
  10. 十九社(じゅうくしゃ)/東十九社・西十九社|神在月には神々のお宿となる社
  11. 釜社(かまのやしろ)|宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)が祀られている稲荷神社
  12. 素鵞社(そがのやしろ)|素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る社。
  13. 神楽殿|日本最大級の大注連縄がある

新大阪から出雲大社へ高速バスで行った場合の参拝ルート

新大阪から出雲大社まで高速バスを利用すると、出雲大社の裏手に到着します。

高速バス停留所から稲佐の浜へ

出雲大社裏手に高速バスが到着したら、降りて道路へ出ます。

それから右方向へ、「 稲佐の浜(いなさのはま)」を目指して歩きましょう。

徒歩約10~15分ほど一本道を歩けば到着します。

途中、歌舞伎の創始者である「出雲阿国」の立派なお墓があります。

時間がある方は、ぜひお墓参りをしていってください。

稲佐の浜

稲佐の浜(いなさのはま)は、旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする浜です。

海岸沿いに「弁天島」という小さな島があり、そちらには豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。

リモ
リモ

潮風が最高〜!

なぜ最初に稲佐の浜へ向かうかというと、あとで出雲大社を参拝した時にこの海岸の砂が必要になるからです。

砂をいただくときに、バスを降りる際にもらっておいたポリ袋が役立ちます。

もちろん自宅からジップロックなどを持ってきても良し!

ひとつかみ砂をいただいたら、穴をそのままにしておかず、
ならして綺麗に整えておきましようね。

早朝の海岸とさらさらの砂はとても気持ちよくて、しばらく裸足で歩き回ってリラックスタイムを過ごしました。

稲佐の浜から出雲大社本殿へ

さて、稲佐の浜から同じ道を戻りバス停を通り過ぎて出雲大社へ向かいます。

徒歩15分程度。

早朝なので売店はまだ空いていません。

7時過ぎ頃からバスも運行していますので、利用すると楽。

約5分程度で出雲大社へ到着します。

稲佐の浜から出雲大社へ向かう道の左側にバス停があったと思いますが、
来るときに時刻表をみておくか、下記をご参考になさってください。

出雲大社神楽殿

高速バス停留所を通りすぎて道に沿って10分ほど歩いていくと、有名な大きなしめ縄がある「神楽殿」へ到着します。

こちらが本殿かと勘違いして先に参拝してしまったのですが、本殿はもう少し先です。

神楽殿はあとから参拝しましょう。

正式参拝ルートから本殿へ向かう時は橋を越えて右側に「祓社(はらえのやしろ)」がありますが、
神楽殿に向かって右側にもありますので先に参拝して身を清めます。

神楽殿の御朱印

出雲大社神楽殿の御朱印

社務所の方に御朱印をお願いしたら「ご本殿はまだですか?じゃあ1ページ分開けて後ろに書きますね」と言ってくださってはじめて本殿じゃないと知る・・・

慌てて間違えたこと伝え、出直してきます!と伝えましたが
「大丈夫ですよ~」と先に書いてくださいました。

ご親切にありがとうございました。

  • 初穂料:お気持ち(間違えたおわびに500円お渡し)

出雲大社本殿

ご本殿手前の左側に「神牛」と「神馬」が祀られています。

「神牛」は学力向上、「神馬」は子宝・安産の御利益があるそう。

なでなで。

はい、お待ちかね!こちらが出雲大社ご本殿です。

(順番間違えてすみませんでしたー!)

出雲大社本殿

縁結びの神・福の神として有名な「出雲大社(いづもおおやしろ)」でございます。

初めてご挨拶に伺いましたが空気がどっしりとしていて、どんどん大地とつながっていく感じがします。

ヨガでいうところの「グラウンディングができている」状態を体感できます。

参拝される人によって、出雲大社と伊勢神宮とで相性が分かれると言いますが、
伊勢神宮はキリッと姿勢を正されるような凛とした空気に包まれていますね。

出雲大社は、とても温かくて優しい気に包まれています。

話を戻して、参拝順序としては、こちらの本殿から右手に向かい左回りで参拝していきます。

素鵞社はものすごいパワー!

素鵞社(そがのやしろ)は、佇まいからして「我此処に有りけり!」と言わんばかりの圧倒的な存在感があるのですが、
拝殿した時には両手がビリビリして、エネルギーをバンバン感じました。

さらにお詣りしている時から裏が気になっていたのですが、回ってみると大きな岩があるだけ…
と思いきや、

ここからさらに強烈なパワーが出ていてビリビリに加えて頭がクラクラ。

たぶん写真からでも感じる人がいるんじゃないかと思います!

ハイ、どうぞ!

素鵞社

この強烈なパワーは何!と思って調べようとしたところ、スマホがフリーズ・・・

神社へ行くとよく起こる現象なので諦めました。

あとでぜんざいを食べながら調べると、この岩倉から八雲山につながっていて八雲山自体が御神山だそうです。

左回りで裏へ回るのが正しいそうですが、右側から回ってました。

チーン。

稲佐の浜の砂を奉納&わけていただけるのはココ

裏へ回ってみると、木箱に入った砂があります。

「行けばわかるやろ」ぐらいに思っていたので見つけられて良かったです。

(さすが出発時刻の3時間前に決めただけある適当さ)

素鵞社

「おぉぉ!これか!」と、稲佐の浜でいただいた砂を奉納し、こちらの砂と交換します。

正直どれがどこの砂なのかよく分からなかったのですが、目を閉じて運任せでひとつかみいただきました。

(それでいいのかは不明)

この砂はご自宅の敷地の四隅にまいたり、マンションの場合はお守り袋のような小袋に入れて部屋の四隅に置いておくと家庭を守ってくださるそうです。

戸建てに住んでる妹の分と、自分用のお守り袋に入れる分だけいただいてきました。

ありがたや〜。

素鵞社の向かいには、やたらとカエル(大きめ)がいる池があり、そこから本殿の裏側を見ることができます。

裏側も美しいです。

あと、カエルは何か楽器の演奏?と思うほどめっちゃ鳴いてます。

忘れちゃいけない本殿の西側での参拝

実は大国主大神は本殿の中で左側を向いておられます。

本殿を参拝して右から順番に左回りに参拝したあと、最後に本殿の西側にある案内看板をよく探してください。

出雲大社本殿の西側より

遥拝所がありますが、そこが実は大国主大神の真正面なのです。

通り過ぎる人が多かったのですが、ここは忘れず参拝しましょう。

それにしてもなぜ本殿のまっすぐ前ではなく、横を向いていらっしゃるのでしょうね。

本殿の御朱印

本殿の参拝が終わったら、社務所へ立ち寄り御朱印をいただきます。

  • 初穂料:300円

伊勢神宮と似ていてシンプルです。

出雲大社本殿の御朱印

お守りは平成遷宮記念のものにしました。

万能お守りだとか(笑)

摂社

本殿も広いですが、摂社も多くあります。

出雲大社
出雲大社

シーズンによっては鹿狩りのため猟銃会の方がいらっしゃるようで、流れ弾に当たると怖いので引き返しました。

小さな川沿いを歩きますがホタルがいるそうです。

水が綺麗なんですね。

神楽殿

出雲大社
出雲大社 神楽殿

最初に間違えて参拝してしまいましたが、本殿を参拝したあと最後に神楽殿へ参拝するのが正しい順序です。

もう一度改めてお詣り。

帰りは正式ルートで

神楽殿へ参拝したあとはまた本殿側へ戻り、正式ルートを戻っていきます。

大国主大神

大国主大神はこのようなお姿なのですかね。凛々しくたくましいお姿です。

参道には松の木が美しく植えられていますが、現在根っこを傷めないよう通行禁止になっています。

通行できる状態の時は、中央は歩かず端を歩きましょう。

神社への参道中央は神様の通り道なので、空けて歩くのか礼儀です。

参道までの大通り

第一の鳥居まで来たら、振り返って必ず一礼します。

神様への礼儀作法なので、帽子やサングラスも外しましょうね。

鳥居ごとに振り返って一礼するとより良いです。

大通りには、飲食店やお土産屋さんが軒を連ねていて、伊勢神宮のおかげ横丁ほどの規模ではないですが十分楽しめます。

おしゃれなお土産屋さんもあったり、パワーストーンのお店などもいろいろ。

うさぎデザインのお土産をお友達の子供ちゃんに買いました。

出雲ぜんざい

出雲はぜんざい発祥の地らしく、ぜんざい屋さんがたくさんあります。

お店は11時半からのところが多いですが、こちらは11時から開いていたので入ってみました。

こじんまりしていますが、店員さんも愛想よくて清潔感のあるお店です。

出雲ぜんざいを注文。

出雲ぜんざい
出雲ぜんざい

どわーっ!紅白のお餅がハミ出です!

リモ
リモ

これはもう映えるしかないでしょー!!!

そんなに甘ったるくなく美味しかったです。

ガラガラの店内に入るとあとからお客さんがわんさか入ってくる招き猫体質なのですが、
この日も高齢夫婦が数組入ってきて冷やしぜんざい食べてました。

冷やしぜんざいも良かったなぁ。

出雲そば

出雲はお蕎麦も有名ですね。

出雲そば
出雲そば

先にぜんざいを食べてしまったので、二段のお蕎麦に。

一段から三段まで選べます。

お蕎麦の香りがして、ぜんざいで満腹のおなかには量もちょうどよく美味しかったです。

こちらのお店は、近くに雑貨なども併設したお土産屋さんができたそうです。

  • 支払い方法:クレジットカード各種、交通系ICカードOK

出雲大社へ大阪からバスで行ってきた旅行記まとめ

出雲大社は大阪から電車だと結構時間もかかるうえ乗り換えなどもあって遠く感じていましたが、高速バスなら寝ている間に出雲大社前まで行くことができます。

空いている時期ならバスの車内も広々と使えるのでなかなか快適でした。

出雲大社の他にも島根や鳥取に足を延ばしてみたいので、次回はぜひ宿泊して楽しんできたいと思います。

当記事を「きらっこノート」様のサイトでご紹介いただきました!

「きらっこノート」運営者のみなさま、ありがとうございました。

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