台湾旅行で効率よく観光地を回るには現地オプショナルツアーがおすすめです。
もともと「九份」にだけ行くつもりでしたが、ランタン飛ばしで有名な「十分」、奇岩群の集まる「野柳」を一日で楽しめるオプショナルツアーを格安で見つけたので体験してきました!
結果的に、料金も安くて効率よく回れて楽しかったのでシェアしたいと思います。
【2019年4月旅行記】
台湾・台北で行ってきた観光スポット【3つ同時に行けます】
今回申し込んだオプショナルツアーは、「KKday」というアジア最大級のアクティビティサイトです。
申し込んだツアーは『【台北出発】九份・野柳・十分観光1日ツアー』というプランで、日本語で日本から申し込みができます。
プランスケジュールは下記の通り。
- 8:45 台北駅にて集合
- 野柳:台湾・北海岸エリアにある奇岩群
- 十份老街:ランタン飛ばし(天燈あげ)体験ができる町
- 十份瀑布(十分の滝):「台湾のナイアガラ」とも呼ばれる台湾最大の滝
- 九份老街:映画「悲情城市」の舞台で有名、「千と千尋の神隠し」の世界に似た町
- 17:30 台北駅にて解散
一日プランですが、それぞれの場所での滞在時間もたっぷり1時間はとってくれていたので、ゆっくり楽しめました。
これだけの内容で、2019年4月の料金はなんと一人2,292円!
今はさらに割引していて、一人2,050円になっています!(2019年6月現在)
クレジットカード決済OK(AMEXもOK)、保険も込みなので安心です。
では、順番にツアーの見どころをご紹介します!
野柳(イェリョウ)で奇岩群を見よう!
野柳(イェリョウ)は正式名を「野柳地質公園」と言い、台湾の新北市にあります。
粘土質の黄色い土が特徴で、自然の風化によって削られた多くの奇岩があります。
結構広くて見ごたえ十分です。

こちらの野柳(イェリョウ)では「クイーンズヘッド」と言われる女王の頭のような形をした奇岩があり最大の見どころになっていますが、写真撮影のために長蛇の列ができています。
というわけで並ばず撮らず。(並びたくない)
アフリカ民族の女王様のようなヘアスタイルにも見えて美しいので、ぜひ見てみてください!

奇岩群も圧巻ですが、個人的に好きだったのはこの化石。
かわいくないですか?
地面ばっかり見てこの化石の写真を撮りまくっていたら、欧米人の女性にカワイイワヨネ!と話しかけられ、トッテモカワイイワ♪などと会話が弾みました。
野柳地質公園野柳地質公園
十分老街 (シーフェン)でランタン飛ばしを体験!
台湾と言えば、ランタン飛ばしが有名ですよね。「天燈あげ」とも言われています。
ここ、十分老街ではランタン飛ばしが体験できます。
ランタンはお願い事に合わせて色を選ぶのですが、私たちは欲望の塊なので4色を選び、『 お金持ちになってたくさん旅行に行けますように!(その他もろもろ)』と書き、飛ばしました。
店員さんがランタン全面の写真を撮って、飛ばす時には動画も撮ってくれます。
ランタン飛ばし、ぜひ体験してみてください。
かなり楽しかったです!

十分老街は町の真ん中を線路が通っていて、電車が道路すれすれを通り過ぎていきます。
1時間程度の滞在時間でしたが電車を見ることができたので、たぶん高確率で見られます。
日本ではなかなか見ることができない光景で興奮しました。

町中には飲食店もたくさんあるので、ここでランチやお茶もできますよ。
おしゃれな靴屋さんがあって夫が試着しまくっていたので、ランチはせずスイーツ&タピオカミルクティーを飲みました。
- 無事購入した靴:
夫が喜んでいたのでプライスレス700元(約2,500円)
店員のイケメンお兄さん(背も高い)、英語がペラペラで「日本は10連休なんだって!?OMG!台湾にはNEVERダヨーーーー!!!!!!!」と、台湾に大型連休がないことを嘆いていました。
実際10連休取れる人達って大企業だけですよね?
さて、食べたスイーツはこちらです。

これは、バニラアイス・ナッツ・パクチー(!)をクレープで包んで食べるスイーツです。
パクチニストの私にはとても美味しくて、もう一つ買おうかと思ったぐらいでしたが、パクチーNGの夫は一口だけで終了。
パクチーお好きな方はぜひ試してみてください。
夜市などでも食べられるようです。日本にもあればいいのに~!
- 花生捲冰淇淋:たしか40元ぐらい(約140円)
- 違うお店でタピオカミルクティー:55元(約190円)
十分老街 (シーフェン)ランタン飛ばし
九份(ジョウフェン)でノスタルジックな町を楽しむ
九份(ジョウフェン)といえば、いまや「千と千尋の神隠し」の世界で有名ですね。
台湾へ行く方のほとんどが訪れる観光スポットです。
九份(ジョウフェン)でのツアー滞在時間は約90分。
階段がある細い通りを上ったり下りたりして、ノスタルジックな世界を楽しみます。
この景色、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ほんとに湯婆婆が出てきそうです。

千と千尋の神隠しといえば、2019年6月に中国で上映されることになり、そのポスターが美しいと評判ですね。
参照:中国全土でスタジオジブリのアニメ『千と千尋の神隠し』が正式上映
九份(ジョウフェン)でのお土産におすすめ「花文字」
メインの通路を入って少し歩くと、右側に花文字のお店を見つけたので、記念に書いてもらうことにしました。
花文字は正しくは「花鳥字畫(ファーニャオズーファー)」というそうで、中国では1000年も前から伝わる開運アイテムです。
家庭運がアップするよう「幸福円満」と書いてもらいました。
めちゃくちゃ綺麗です!

- 花文字(掛け軸バージョン):500元(約1,800円)
写真立てサイズもあって、旅の思い出やお土産におすすめです。
ほんとにキレイ。
注意!九份ではほぼ現金支払い!
花文字を購入したまでは良かったのですが、夫が「あれ、現金がない・・・」と恐ろしいことを口にしました。
九份はスリも多いと聞いていたのでやられたか!と思いましたが、どうやら使い切っていたようです。
九份ではほぼ現金支払いで、ちょっと大きめのお土産屋さんもほぼ現金払いのみです。
途中にATMがあり一瞬喜びましたが、台湾の郵便局のATMみたいでキャッシングはできませんでした。(この時点で所持金数百円)
クレジットカードが使える茶館「芋仔蕃薯」
テンションだだ下がりで他のお店は探せていませんが、奇跡的にクレジットカードが使える茶館を見つけました。

洞窟のような通路を通り抜けると、別世界に迷い込んだかのようにひっそりたたずむ茶館。
見てくださいこの店内。
最高です!ノスタルジックの極み!
現金を持ってたら見つけてなかった!夫よありがとう!

窓際の席に案内してもらいましたが、景色も良くて、ここだけ静寂な雰囲気でゆったりリラックスできました。
険悪ムードもなんのその!

お茶の種類が選べますが一人一杯オーダーではなく、一缶を購入する形になります。
最初は少しお高い気がしましたが残った分はお土産として持ち帰ることができ、こんなに素敵な雰囲気のなか伝統的な煎れ方でいただく中国茶は最高でむしろお安いぐらいでした!
選んだのは「阿里山」という有名なお茶で、とってもいい香りで美味しかったです!
芋仔蕃薯
九份は美味しそうな飲食店がたくさんありましたが、両替し忘れるという致命的なミスによりよだれ垂らしながら散策しました。
行く前には必ず両替して現金を持って行ってくださいね。
ほとんど何も食べられず買えません!(泣)
台湾で「九份・野柳・十分」を一日でお得に観光できるツアーまとめ
九份以外の野柳と十分はもともと観光予定にはなかったのですが、KKdayでとってもお安いツアーがあったのでやや不安ながらも申し込んでみたら大正解でした。
このツアーでは日本人は私たちだけで、あとは多国籍の方ばかり。
ガイドさんも盛り上げ上手だったので、バスの車内ではフィリピンの方たちが歌いだしたりしてとっても楽しい雰囲気でした。
ガイドさんの案内は英語ですが、ゆっくり話してくれるのでたぶん英語が分からない方でもなんとかなると思います。
時間と待ち合わせ場所だけはきっちりメモして再確認しておいたほうが安心ですよ。