マレーシア・クアラルンプールの寺院のひとつ「スリマハマリアマン寺院」はカラフルで極採色が美しいヒンドゥー教の寺院。
近くにはチャイナタウンもあり、食べ歩きやお買い物も楽しめるエリアです。
今回は、実際にクアラルンプールのチャイナタウンにある「スリマハマリアマン寺院」へ行ってきたので、アクセス方法や食事とお買い物スポットの旅行記をご紹介します。
マレーシア土産の定番「なまこ石鹸」が買えるセントラルマーケットについてもご紹介します。
マレーシア・クアラルンプールのチャイナタウンへのアクセス
マレーシア・クアラルンプールのチャイナタウンは、KLセントラル駅から一駅目の「Pasar Seni(パサールスニ」駅が最寄りです。
「Pasar Seni(パサールスニ」駅からチャイナタウンへは、徒歩5分程度です。
マレーシア・クアラルンプールのチャイナタウンの観光スポット
マレーシア・クアラルンプールのチャイナタウンは観光スポットとしても有名で、多くの観光客が訪れ、よく賑わっているエリアです。
スリマハマリアマン寺院(Sri Mahamariamman Temple)

クアラルンプールのチャイナタウンにあるスリマハマリアマン寺院(Sri Mahamariamman Temple)は、1873年に建立され1999年に改築されたヒンドゥー教寺院です。
高さ22mのゴプラム(塔門)があり、全てが極彩色で派手!
ヒンドゥー教の極彩色がお好きな方はぜひこちらの「バトゥ洞窟」にも行ってみてください。
圧巻の大きさに感激します。

スリマハマリアマン寺院の主祭神は雨をつかさどる女神「マリアマン」です。
原色でとってもカラフル!
スリマハマリアマン寺院はそんなに広くはないのですが、いたるところにヒンドゥー教の神様や動物たちが彫刻されていてとっても見ごたえがあります。
スリマハマリアマン寺院
一つ一つ彫刻を見ていると結構グロテスクな表現があったり、好きな人はハマると思う…
私も夫もお互い違うものをじっくり見入ってました。

笑顔でぶっ刺してる・・・(妻の夫に対する内心ってこんな感じかな)
スリマハマリアマン寺院内は土足厳禁なので、入口左側にある受付のようなところに靴を預けます。
お祈りの時間帯は、熱心なヒンドゥー教信者のお祈りの邪魔をしないよう注意しましょう。
靴預け料金:RM0.20(約5円)
見学時間:6:00~13:00、16:00~20:30
関帝廟(Guandi Temple)
関帝廟(Guandi Temple)は、中国・三国時代の蜀漢の武将である関羽の神霊をまつる祠廟です。
関羽は武神のほか財神として信仰されており、実は日本にも横浜・神戸・函館にあります。
関帝廟はスリマハマリアマン寺院のすぐ斜め前にあります。
ちょっと気になったんですけど、午前中から観光しっぱなしで体力の限界のため前を素通り。
チャイナタウンのお買い物&食事スポット
クアラルンプールのチャイナタウンには、食品や雑貨などお土産になりそうなものがたくさん売っています。
セントラルマーケット(Central Market)
クアラルンプールのチャイナタウンにあるセントラルマーケットは、マスジットジャメから歩いて5分~10分ぐらいです。
セントラルマーケットは三階建てのビルの中にお土産さんやレストランが入っているショッピングセンターで、 細い通路が入り組んでいてたくさんのお店があるので結構長い時間楽しめます。
お土産をたくさん買いたい時にはあらかじめ荷物の重さがわかるラゲッジスケールを持っておくと便利です。
マレーシアの定番土産「なまこ石鹸」はここで買う!
セントラルマーケットには、マレーシア土産の定番「なまこ石鹸」が売られてます。
マレーシア市内ではほとんど販売しているお店がないので、買う予定のある人はセントラルマーケットで買うといいですよ。
大きいサイズはバティックの布で包まれていて、見た目にもかわいいのでお土産にすると喜ばれると思います。

女子友へのお土産にはミニサイズがおすすめ!
(石鹸でよくもらってたくさん持ってません?)
自分も洗顔に使ってみましたが、つっぱらずしっとりしてなかなか良かったです!

海外旅行の際は、VISAカードが最も使えるお店が多くて安心です。
東南アジアでも都心部であれば問題なく使えます。
郊外や島などではクレジットカード自体が普及しておらず、現金決済のところも多いです。
2階にあるタイ料理レストラン「Ginger Restaurant」
セントラルマーケットにはフードコートもあってマレーシア料理がおいしそうでしたが、暑くてビールが飲みたかったのでタイ料理レストラン「Ginger Restaurant」で遅めのランチにしました。
こちらのタイ料理、とっても美味しかったです!

スパイシーな味がビールにぴったり!!
蒸し春巻き好きなんですけど日本であまりないですよね?
もっと浸透してほしいなー。

こちらは「サンバル」というお料理で、スパイシーな混ぜご飯みたいな料理です。
ちょっと辛いけどライムを絞って食べると至福の一品。
ペタリン通り(Jalan Petaling)
多くの飲食店が立ち並ぶチャイナタウンのペタリン通りは、夕方からどんどん人が増えてきてナイトマーケットも開催されるにぎやかな通りです。
アーケードがあるので、突然のスコールに遭っても濡れる心配がありません。
マレーシアはスコールが一日一回は降るので、観光客にとっては雨を気にせず楽しめるのは助かりますね。
安くて美味しい食事が楽しめるので食べ歩きに最適なエリアですが、残念ながら行ってません。
クアラルンプールのチャイナタウンへ行くときの注意点
クアラルンプールのチャイナタウンは活気あふれる観光スポットで飲食店やお土産店も多く楽しめますが、人も多くごちゃごちゃしたエリアなので犯罪に遭わないよう十分注意が必要です。
タクシーで通った時の印象
リトルインディアからGrabタクシーでスリマハマリアマン寺院の正面まで行きましたが、車窓から見えるチャイナタウンの景色はちょっと怖い印象を受けました。
とにかくたくさんの人が何するでもなく歩道にたむろしているんです。
(そんな風に見えただけかもしれませんが)
ちょっと危険な匂いがしたのと、人混みがしんどそうだなぁと思ってチャイナタウンはスリマハマリアマン寺院だけ観光して、すぐに最寄りのパサールセニ駅からホテルへ戻りました。
スリや引ったくりに注意
海外で観光客が多く集まるスポットは、もれなくスリなどの軽犯罪が多い場所でもあります。
ここ、クアラルンプールのチャイナタウンでもスリや引ったくり被害は多いです。
フレンドリーに声をかけてきた人につい心を開いてしまって詐欺に遭う事件もありますので、知らない人についていったり人通りの少ない路地に入ってしまわないようご注意ください。
コピー品に注意
クアラルンプールのチャイナタウンでは多くのブランド品が売られていますが、ほぼ100%コピー品です。
本物に見えてもコピー品なので買わないようにご注意ください。
空港の税関で没収されますし、犯罪に加担するも同然です。
ぼったくりに注意
クアラルンプールのチャイナタウンにあるお店では値段表示がないことが多く、定価より何倍もの高い料金を請求されることがあります。
値段表示がないお店では購入前に値段を確認して、高いなと思ったら値引き交渉をしてみましょう。
マレーシアに限らずどこの国でも観光地価格があったり、日本人は高く請求されることが多いですが、値段表示があるお店で事前にだいたいの相場を知っておくのもぼったくりに遭わないコツです。
セントラルマーケットは値段表示がしてあるお店も多く、値引きしてくれたり法外なぼったくりもないので安心です。
薬物中毒者もいる
クアラルンプールのチャイナタウンでもよく見かけましたが、電柱にもたれかかってぐったりしていたり道路に寝そべっていたり路上で奇声を発している人がいたら、ほぼ薬物中毒者とみて間違いないです。
近寄らず逃げましょう。
マレーシア・チャイナタウン観光まとめ
チャイナタウンは、だいたいどの国でも美味しい食べ物と安いお土産探しにピッタリなエリアですが、同時に治安が良くないエリアでもあります。
安宿が多いのでバックパッカーには便利ですが、滞在中は軽犯罪に巻き込まれないよう十分注意してください。
昼間も注意が必要ですが、特に夜は女性だけで出歩いたり人気の少ない道を通るのはおすすめしません。
ナイトマーケットに行かれる方は日中よりさらに被害に遭う確率があがりますので、十分気を付けて スリマハマリアマン寺院とチャイナタウンを楽しんでくださいね。