イポー日帰り観光【グルメ&洞窟寺院】|マレーシア旅行記2020年版

イポー(IPOH) クアラルンプール
イポー(IPOH)
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イポー(IPOH)はマレーシアから約200kmほど北に位置するマレーシア第3の都市です。
コロニアル調のノスタルジックな街並みと美食の町として有名な観光地でもありますが、意外と日本人で訪れる人が少ないのでマレーシア郊外の穴場観光スポットです。
今回はクアラルンプールから日帰りでイポーまで行ってきましたので、グルメ情報と仏教寺院「Kek Lok Tong(ケロットン)」の様子やアクセスについてご紹介します。

イポー(IPOH)

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

イポー(IPOH) はマレーシアの首都クアラルンプールの郊外にあり、電車でおおよそ2時間40分ほどで行けるマレーシア第3の都市です。

イギリスの植民地だった時代の名残があり古さは感じるものの、白亜のコロニアル調の美しい建築様式の建物が残っています。

マレーシア旅行で訪れる郊外の町といえばマラッカやペナン島(ジョージタウン)などが有名ですが、イポーも美しくて美味しいグルメも楽しめました。
(特にもやし)

クアラルンプールからイポーへの行き方

クアラルンプールからイポーまでは鉄道・バス・タクシーという交通手段があります。

料金的にはバス→鉄道→タクシーという順でバスが最も安いですが、安全性や時間の正確さを考えると鉄道がおすすめです。

オンライン予約できる「Easybook.com」で事前予約していたのでスムーズに行くことができました!
予約手順は下記で詳しく解説しています。

クアラルンプール市内の滞在ホテルからイポーまでサクッとツアーで行きたい方はこちらがお手軽です。
ツアーには【送迎・イポーまでの交通手段・観光ガイド・昼食】が含まれているので安心安全でラクチンです。

イポーへ到着!

約2時間40分の鉄道の旅で冷え切った体と共にイポーへ到着です。
電車を降りればまたもや30℃超えの暑さであっという間に体が解凍されます。

イポーの楽しみ方① コロニアル調の美しい駅舎

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

イポーの見どころはまずは駅舎です。

古さがあるものの、白いコロニアル調の建物と南国の木々や花とのコントラストが美しいです。

「コロニアル」は「植民地の」という意味で、「コロニアル調」「コロニアル様式」とは、イギリス・スペイン・オランダの植民地だったエリアに多く見られる建築様式のことを指します。
白い建物が多いですが、自然素材を使ったアーチ型のデザインや南国をイメージする植物との融合が特徴です。

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

マレーシアは夜7時半ぐらいまで明るいので、日帰りの場合は電車を待っている間に写真を撮る時間も十分あります。
限られた滞在時間を有効に使うために帰りの写真タイムでも良いと思います。
駅の前の広場が撮影スポットです。

私の大好きなブーゲンビリア&プルメリア。
いつか庭に植えたい・・・(ちなみに庭はない)

イポーの楽しみ方② ノスタルジックな町並み

イポーの中心部へはタクシーで移動が便利です。
駅から飲食店があるエリアまではマップで見る限り徒歩20分程かかりますし、30℃超えのなか歩くのはキツイと思います。

イポーにもGrabタクシーが流通しているので、5分も待てばすぐに来てくれます。
タクシー配車アプリ「Grab」はマレーシアの旅では必須です。

一般のタクシーを利用される場合は、値段を明確にしてぼったくられないようお気を付けください。

2019年にイポーに乗り降り自由の観光バス「Hop-on Hop-off」ができたようです。
土日のみの運行で大人55RM(約1,480円)、 お問い合わせはイポー駅構内のキオスクまで。
参照:イポー観光バス「Hop-on Hop-off」|マレーシア政府観光局オフィシャルブログ

イポーは中華系移民が多く住んでおり、イギリス植民地時代の古い建物と中華洋式との融合がなんともいえないノスタルジックさを感じます。

町歩きだけでも楽しい!
滞在時間が短く行けませんでしたが、 他にもウォールアートのエリアもあってフォトスポットとしてもおすすめです。

イポーの楽しみ方③ チキンともやしは必食!

冒頭でもちらっと書いていますが、イポーは山からの天然の水で育てられたもやしが有名です。
タクシーのおじさんも力説していました。

あと、やたらとチキンを丸ごと吊るしている飲食店が多くチキンが有名みたいなので、食べるべきは「チキンともやし」。

持ち帰りのお店は行列ができていたので、イポー宿泊の方はぜひ買ってお部屋で食べるのも良さそうですよ。

ちなみに、チキンには焼いた「Roasted Chicken」と蒸した「Steamed Chicken」があります。
華人が多く中国語表記で英語が通じないお店もありますが、簡単な英語がわかるスタッフもいますし、メニューは『イポー 料理』などで画像検索して食べたいものを見せると伝わりやすくおすすめです。

Restaurant Rasa Sayang Chicken Rice

最初に訪れたのはこちらの「Restaurant Rasa Sayang Chicken Rice」というチキンライスのお店です。

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

イポーはチキンライスのお店がたくさんあって、どの店もそこそこ混雑しています。

ほんとは隣のお店「Restaurant NASI AYAM」が大行列だったので行ってみたかったのですが、あまりにも混雑しているのでこちらのお店にしました。

結果的においしくて大満足!
スタッフの女性の方がにこやかに対応してくれたのも良かったです!

夫

「NASI」は日本語で『飯』、「AYAM」は『鶏肉』と言う意味
要するに『鶏飯=チキンライス』です!

で、タクシーのおじさんも力説していたもやしですが、日本のスーパーで売ってる水っぽい元気のないもやしと全然違います!
シャキシャキっとして活きが良いもやしってこのことを言うんですね!
本当においしかったです!

  • チキンライス、もやし炒め、サトウキビジュース、ライムジュース:13.6RM(約365円)

え、安すぎですよね?

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

真ん中の赤い看板が行ったお店、左隣が賑わってるほうのお店。
行ったところもあんなにおいしかったのに、お隣のお店はいったいどれほど美味しかったんだろう…
(まだ気になる)

Ong Kee Bean Sprouts Chicken Restaurant

次に訪れたのは「Ong Kee Bean Sprouts Chicken Restaurant」です。
こちらもチキンが吊るされていたのでチキンライスのお店です。

夫

「Bean Sprouts」はもやしのことー

今度はライスはやめてヌードルにしてみました。

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

こちらのチキンともやしもめちゃくちゃ美味しいです!
美食の町と言われる理由がわかりました。
立て続けに2店で食べたのにさらにまだ食べられそうな勢いでしたが、食事はここで終わりにしました。

  • スチームドチキン、もやし炒め、ヌードル、瓶ビール(大):43.5RM(約1,170円)

マレーシアはやはりお酒が高いですね。
たぶんビールを飲まなければもっと安いです。
とはいえ、チキンもヌードルもかなりのボリュームでこのお値段は安いです!

Ipoh – Funny Mountain Soya Beancurd

こちらのお店は訪問できなかったのですが、クアラルンプールに戻ったあと滞在しているコンドミニアムのオーナーと話してる時に教えてくれたお店です。

台湾グルメでも有名な豆花ですが、イポーでも人気があり「絶対食べるべきだったよ!」とオーナーに言われました。
うん、食べかったけど。

というわけでこれから行かれる方へのおすすめ情報として載せます。
プリンも名物らしいです、食べたかった!

Egg Tart(エッグタルト)のお店

イポーはエッグタルトも美味しいとのことで、適当に歩いて見つけました。

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

おいしそうでしょ?
エッグタルトとパイみたいなのを選んで、どこかでコーヒーを買ってスイーツタイムにしました。

マレーシアでよく見かける「Old Town White Coffee」というコーヒーショップ、イポーが本店なのです。

「ホワイトコーヒー」は、マーガリンを入れてコーヒーを焙煎し、練乳を加えて甘ーくしたコーヒーのことで、イポー発祥です。
日本で飲んでるコーヒーとはなんか別物・・・
好みがあるかな、と思います(笑)

ちなみに下記のコーヒーはホワイトコーヒーではありません。
ブラックコーヒーです。
(酸味が強くて好みじゃなかった)

イポー(IPOH)
イポー(IPOH)

エッグタルトの横に写っている巨大な緑色は「ザボン」というフルーツ。
晩白柚(ばんぺいゆ)とも言われ、なんと顔より大きいです!

果肉は甘くてジューシー、皮もピールにして食べることができて(処理に手間がかかるけど)、丸ごとおいしいフルーツです。
昔友人が手土産で持ってきてくれて初めて食べてとってもおいしかったです。

イポーでは、ザボンが木になっていて「採って食べていいよ~」とホントかどうか分からないことをGrabタクシーの運転手さんが言ってましたが産地だそうです。
旧正月のお祝いでも縁起物みたいでたくさん売られていました。

晩白柚(ばんぺいゆ)ザボン
晩白柚(ばんぺいゆ)ザボン

近くでタピオカミルクティーも飲んだのですが、もうこの辺りからどこを歩いているのかわからなくなったので地図はありません。

イポーの楽しみ方④ 寺院がたくさん

イポーには仏教寺院がたくさんありますが滞在時間が4時間ほどだったので「Kek Lok Tong(ケロットン)」という鍾乳洞の中にある寺院へ行ってきました。

「Kek Lok Tong(ケロットン)」

イポー(IPOH)Kek Lok Tong(ケロットン)
イポー(IPOH) Kek Lok Tong(ケロットン)

「Kek Lok Tong(ケロットン)」は、食べ歩きをしたエリアからタクシーで約20分ほど山の方へ向かったところにある仏教寺院で「極楽洞」と書かれてありました。

「Kek Lok Tong(ケロットン)」 に向かう交通手段はタクシーのみです。
人通りの少ない山へ行くので、ここでもGrabタクシーを利用したほうが安全でぼったくりに遭うこともなく安心です。

  • Grabタクシー代:片道10RM(約270円)~13RM(約350円)

「Kek Lok Tong(ケロットン)」 の見どころは、石灰石でできた美しい鍾乳洞とその中にたたずむ仏様です。

ライトアップされている鍾乳洞も幻想的です。

鍾乳洞を奥へ進んでいくと、視界が開けて美しい庭園が広がります。

Kek Lok Tong(ケロットン)

  • 営業時間:7:00am-5:30pm
  • 入場料:無料

Kek Lok Tong(ケロットン)は綺麗に整備されており、入口にはトイレットペーパーもある洋式トイレがあります。

水に流せるティッシュはマレーシア旅では持っておいたほうが良いですが、トイレが普通に綺麗に使えるので安心です。

帰りもGrabタクシーを呼んだら約3分でお迎えに来てくれましたが、安全のため、暗くなる前にはタクシーでの移動を終えるのがおすすめです。

イポー日帰り観光【グルメ&洞窟寺院】まとめ

イポーはクアラルンプールから鉄道を使って約2時間40分で行ける郊外の町です。

想像より美味しい食べ物ともっと訪れたい寺院もありましたが、今回は日帰りだったので次回は一泊してゆっくり観光してみたいと思います。

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